その他の要素

まだある土地の価格を決める要素

土地

交通の利便性

幹線道路沿いの土地は高くなりますし、幹線道路からアクセスしやすい土地も高くなります。 価値は高くなりますが生活するには交通量が多く騒音に悩まされる可能性もあるので、生活する宅地として購入するのはよく考えましょう。 価格に見合う生活環境とは言い難く、あまりおすすめしません。 どちらかといえば自営業を自宅でする方に向いている土地でしょう。それよりも駅からのアクセス、電車の利便性を考えたほうが家族のためにはよいかもしれません。 駅から近ければ近いほど土地の値段は高くなり、その駅が特急停車駅であればさらに高くなり、2線が交わる駅であればさらに高くなります。駅まで徒歩で行ける距離ならその後の生活で困ることもないでしょう。

施設の利便性

近くに学校や病院、商店街やスーパー、金融機関、図書館など生活するのに便利な施設があると土地は高くなる傾向があります。 小さなお子さんのいる家庭では、通うことになる学校や病院が近くにあるほど便利ですが、そのような土地は高くなるでしょう。 逆にネガティブなイメージの施設、葬儀場や墓地が近くにあると嫌がられるので土地は安くなる傾向があります。 便利な施設が多くある土地は価格も高くなりますが、生活するなら騒音も考えなければいけません。 飛行場の滑走路の付近や線路沿いは騒音に悩まされますし、救急病院の近くは夜中でも救急車のサイレンがうるさくなります。

土地の地盤

地盤が弱いと補強するだけでも100万~300万円の費用がかかります。 土地の価値としては重要なのですが、地盤調査した上で売りに出されている土地はほとんどありませんので、購入する側が自己負担で行うことになります。 簡易な調査でも5万円位の費用がかかりますので気になった土地全てを調べることは金銭的に厳しいでしょう。 買うかどうかも分からない土地に費用をかけるのはもったいないので、絞り込んだ土地しか調査しないのが一般的です。 地盤がもろく地盤改良が必要な場合はその周囲の土地も同様であることが多いので、近隣の土地はどうなのかを不動産屋に聞くのが現実的になります。 地盤補強が必要だと思われる土地は、売る側も安く設定している場合が多いのでそこから読み取ることもできるでしょう。